タイのゴミ事情


タイに移住して驚いた事は

色々と有ります。


その中の一つがゴミの分別。

これが未だに確立されていない事です。


それも中身が全く見えない

真っ黒なゴミ袋を使用。


日本とは真逆の廃棄方法なのです。




闇鍋のように全てのゴミをぶっこみます。👀


まるで私の幼少期昭和30年代に

タイムスリップしたような

感じを受けます。


昨今日本のゴミ分別事情は

年々厳しくなっており


ルールを守らないゴミは

行政シールを貼られて置き去りにされますよね。


缶・ペットボトル・瓶・危険缶・電池

粗大ごみ・雑誌・新聞・・・etc


とにかく事細かく規定が決められていますよね。

年々めんどくさい思いをしたものですが

慣れとは凄いもので

規定をしっかり守って分別していました。


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ところがです。


いきなり40年以上も前のやり方に

戻されギクシャク・・・


コンドミアムの管理会社担当から

「あ~ゴミは一つにまとめて

ポイッ!で結構ですよ~。」

と軽く言われて唖然・・・・。


物凄い抵抗感がありました。we



(フロアーの角に有る塵芥所。

コンドミニアムのゴミ捨て場は

各フロアーに設置されており

とても楽ちんです。)


当初は「本当?本当にいいの?」

半信半疑でゴミ捨て場に

他の人がどうしているのか

確認しに行きました。(笑)



この扉を開けて置くだけ。

ゴミを出すとすぐにスタッフが片付けてくれます。


日本のように分別の種類により

日にちが分かれていないので

とても楽です。


ある程度たまったらポイ(笑)



このスペースがゴミ置き場

いつも綺麗に清掃されているので

凄く気持ちがいいです。


居住する上でこのゴミの問題は

大きなポイントですよね。



ポンと置くだけ。ww

当初は無茶苦茶抵抗が有りました。


何せ日本の厳しいゴミ分別規制?に

とことん鍛え抜かれましたから。(笑)


半年たった今でも

未だ抵抗を覚えます。


そしてこのゴミ処理なのですが

驚く事に

スタッフの人が分別してくれるのです。


一度袋を開けて瓶・ペットボトル・缶などを

選(よ)り分けてくれます。


大変な作業ですね。


なので分別処理は一応

されているようです。


ただし冒頭で述べさせて頂いたように

自分でする必要は有りません。


街中などのゴミ箱には必ず

ホームレスくずれの人が

瓶やペットボトルをゴミ袋から抜いています。


これは日本でもお馴染みの光景ですね。

多分大元がいて買い取ってくれのでしょう。


私はこの日本とタイのゴミの捨て方に

ふと疑問を持ちました。


それはタイがゴミの分別に疎(うと)いとか

遅れているとかでは無くて

そんな必要が特にないのでは?

そう思ったのです。


日本は余りにもゴミが多すぎて

人海戦術的な選(よ)り分けが

追い付かなくなり


「最初から分けて捨てるように

して下さい!」

そうなってしまったのではないかと

思えたのです。


そうなんです。


このゴミの捨て方の違いは

ゴミの量の違いではないかと・・・


日本はゴミの量が多くて何かと問題

になっていますよね。


まだ、使える物・まだ着れる物

昨今での問題は食糧廃棄・・・

売れ残った食品

そんな物をどんどん捨てていました。


そして「いや、これはもったいないぞ。」

皆がそれに気づきだして

物品などはメルカリなどを介し


「自分は必要無くなったが

需要がある人引き取って下さい。」


そんなアプリの会社が上場するまで

に至ったのではないでしょうか?


タイには洗濯機が無い家が

案外有ります。


その為街中にランドリーショプが

あちらこちらに見受けられます。


そこに干されている服は

日本人なら必ずや捨てているであろう


そんなくたびれた洋服が

たくさん干されているのです。


贅沢がゴミを生み

生まれた大量のゴミの分別で

贅沢する我々が大変になる。


結局今の日本のゴミ分別の大変さは

自分達の廃棄が招いた

自業自得?なのでは。


ふとそう思ったりもしました。


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