(緊急停止)Go Go BARに魅せられて


※このブログは小説形式で
登場人物・会社・店舗名は
全てフィクションです。

アパレル業界に飛び込んだ
矢名樹 准也がリーマンを独立。

そして成功から一気に破綻へ。

再起し移住先のタイで魅せられた
ゴーゴーバーを偶然にも
経営する事になる物語です。

サラリーマンと経営者の苦悩
それぞれをリアルに描いてみました。


本編)


「部屋で話そうか?」

柚実子にそう言うと

彼女は小さくうなづきました。


これはもう完全に合意成立の合図です。

いや、合図だと思いました。


ただ、問題は部屋が開いているかどうか

部屋は入って鍵を閉めるのは

早い者勝ちだったのです。


まぁダメなら外?でも

そんなよこしまな考えも浮かびましたが


さすがにこんな可愛い彼女

ましてや初対面の彼女を

外で頂くには抵抗や引け目を感じました。


彼女の手を引き出来るだけ暗がりを

ホテルに向かって歩いて行きます。


絶対に目撃されないようにしなければ

もし誰かにみられたら


その情報は直ぐ明日にでも

北海道から九州まで

全店舗の店長達の噂になるからです。


私の会社の店長達は

このゴシップ話が大好きでした。


なので社内の重要伝達事項より

ゴシップの方が早く全店に行わたるという

本末転倒の傾向があったのです。


海岸ではまだ花火大会が

行われていました。


みんなの目はそちらに注がれていて

誰も私達には注意する人は

いませんでした。


私と柚実子は上手くホテルの玄関から

戻る事が出来

部屋へと入る事が出来ました。


ラッキーでした。


部屋には鍵がかかっておらず

私は部屋に入って内側から

ロックをしたのです。


部屋の奥には既に布団が敷かれており

私達はTV前にある座椅子に座って

しばらく話していました。


何だかいい雰囲気になってきて

彼女を見ると

既に彼女の目は潤んでいました。


「これはいける。」

そのサインが出たと思った私は

彼女をすぐ手前の布団に誘導したのです。


そしていざ鎌倉宣言を

しようとしたその時


「ゴソッ。」


突然何かが動く気配がしました。


その気配にビクッとして

そちらの方を見ると


一番奥の布団から人の頭が

見えたのです。


そうです、同期の一人が宴会の

上司や先輩からのご返杯で

酔い潰れ部屋でダウンしていたのでした。


私達の話声で被っていた布団が

動いたようでした。


「やばい!」

もう私と柚実子の浴衣は

ほとんどはだけており


私は前へ進むかこのまま

元に戻るのかの

究極の選択を迫られました。


こんな場面の浴衣ほど

有り難い物は有りません。


胸元に対して、いや正面からの

攻撃に対して

直ぐに不法侵入が可能であるからです。


トンネルにドリルを捻じ込みたい

そんなエネルギーを食い止めるのは

至難の業でしたが


流石に同期が寝ている横ではまずい

そのような警戒警報が鳴り

私は事を断念したのです。


ただ、こんな時の女性は

肝が据わっているのか


彼女は私に完全に身を任せたままで

潤んだ瞳で私を見つめ

私に全てを任せていたのです・・・。



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以前のブログはこちらから

それでも俺はタイへ行く




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