私をフェーンと呼んだレディ9

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本編)


「アナタハ・ワタシノ・フェーン」


そんな彼女の気持ちが

私にイン〇イドを許したのか

どうか、それは分かりません。


ただ、少なくとも彼女は、私の事を

気に入ってくれている筈です。


そう思えました。


そして、この頃は自分の使えるお金に

ゆとりが有ったので、万一彼女に

子供が出来ても、生活費ぐらい

面倒見てやる自信が有りました。


彼女との、短かったですが

とても濃い蜜月を過ごし


私は日本に帰国して、また

忙しい毎日が始りました。


私は自分で事業をしていたので

何かと雑務にも追われ

時間が過ぎるのはあっという間でした。


直ぐに次の訪タイ日が近づいて来て

また、彼女に会う為、パタヤでの日程を


バンコクでの仕事の後に

はめ込んでいたのです。


彼女に「もうすぐ会えるね。」


そのようなメッセージを

送ります。


ところが、ある日を境に突然音信不通に

なります。


「あれ?」「どうしたのかな?」

そう思いましたが


カスタマーと小旅行でも行ってるのかな

そう思っていました。


いよいよ、訪タイが近づき

再度彼女に予定の連絡を入れたのです。


しかし、既読にもならず、中々返事が

返ってきませんでした。


本当に、もう間もなく出発の日だという

2~3日前に、やっと彼女から

返事が返ってきました。


「ゴメンナサイ。」

「ワタシ・パタヤニ・イナイ。」


そんな短いメッセージでしたが

私は衝撃を受けました。


直ぐに「何故?」「どうして?」

矢継ぎ早に彼女にメッセージを

送り付けます。


しばらくして、彼女からようやく

こんなメッセージが届いたのです。


「オトウサン・タオレタ。」

「オカアサン・イナイ。」

「ワタシ・メンドウ・ミル。」


彼女は父親が病気で倒れ

イサーンに急遽、帰ったようでした。


色々大変で返事が出来なかったと。


そしてそのまま、父親の看護で

パタヤには戻らないと・・・


私は物凄いショックを受けていました。


折角、金銭の面倒を見てもいい

それぐらいの気持ちを持てる相手に

巡り会えたのに


皮肉にも、その月に父親が倒れ

田舎に帰ってしまったのです。


「いつ、戻って来るの?」

そう聞くと

「分からない・・・。」と


仕方なく、その時は彼女がいない

パタヤを一人で過ごしました。


彼女が勤めている店に

一応、顔は出しましたが


何だか、心の中にポッカリと穴が

開いたようで

この時の記憶はぼんやりとしています。


何処かの店で、ふらふらになるまで

飲んで、飲んで、酔いつぶれて


そしてホテルに帰りそのまま

眠りにつく。


何の為にパタヤに来ているのか

分かりませんでした。


本当ならウォンと愛を確かめ合う筈の

時間を、寂しさを紛らわせる為

酒に救いを求めたのです。


酔いつぶれて帰り、ホテルの部屋を

開けると、窓からライトUPされた

プールの灯りが漏れていました。


何時もなら彼女と、この風景を見て

幸せな時間を過ごせていました。


しかし、今彼女は居ません。


突然パタヤの地で、孤独という海に

放り出された私は、腑抜けのように

なっていました。


彼女とはたった3か月・・・・

3か月会っただけなのに

それも2日間を3回だけ。


それでも物凄く好きになり

のめり込み始めた矢先に


雲が晴れるように

彼女は私の前から

消えてしまいました。


そう、彼女はまさしく私の

「雲」の存在でした。


私が掴もうとすると、するりと

その姿を消してしまったのです。


そしてそれから彼女がこの

パタヤに再び戻って来るのが


5年も先になろうとは

運命とは本当に皮肉なものです・・・。



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