(よろずや)Go Go BARに魅せられて「リーマン独立物語」

※このブログは小説形式で
登場人物・会社・店舗名は
全てフィクションです。

アパレル業界に飛び込んだ
矢名樹 准也がリーマンを独立。

そして成功から一気に破綻へ。

再起し移住先のタイで魅せられた
ゴーゴーバーを偶然にも
経営する事になる物語です。

サラリーマンと経営者の苦悩
それぞれをリアルに描いてみました。


本編)


その年の秋、またもや不可解な

仕事が私に舞い込んできました。


不可解な仕事・・・それは

リクルートの説明会でした。


人事部長に呼ばれ、またもや

矢名樹君、君に頼みがあるのだが

そう言われ、即答で引き受けたのです。


私は各部署に恩を売っておけば

必ず、何処かで返して貰えると

分かり始めていました。


その為、本当によろずや的に

色々な仕事を引き受けたものです。


引き受けた仕事の中で、一番変わった

仕事は粗大ゴミの撤去です。


当時はまだまだ、ペーパーレスとは

ほど遠く、沢山の不必要になった

資料や記録の紙が


ダンボールに入れられ

本社の倉庫に積み上げられていました。


ある程度倉庫が一杯になると

それをゴミ収集車をチャーターして

ゴミ集積所に捨てに行くのです。


もの凄い量でした。


総務にいた中堅社員の方だけでは

大変なので、部長から応援要請が

きたのです。


その仕事内容を聞いた時には

「マジか!」

そう思いましたが


もう、どんな仕事でも引き受ける

姿勢をモットーにしてたので

即答で受けたのです。


本社が9時に始まるので

それまでに全て終えなければいけません。


その作業でエレベーターが

貸切になるからです。


朝の6時からスタートして

必死の思いで

作業をこなしました。


始発では間に合わないので

前日は近くのホテルに宿泊しました。

勿論経費でですが。


全てのダンボールをゴミ収集車に

積込み、ゴミ集積所に行きました。


これが、意外に面白くて

やはり、何でもやってみるもんだと

思わせたのです。


まず、ゴミ処分場にはトラックごと

目方を計る計りが有ります。


その上に停車して、まず総重量を計り

捨て終わると再び総重量を計って

その差額がゴミの重さとして

料金が計算されるのでした。


そしてトラックが処分場に到着して

驚きました。


そのゴミを捨てる場所が、まるで

ダムのような場所だからです。

※写真はイメージ

大きな洞穴のような場所ぎりぎりに

トラックを付けて、体を命綱で縛り

荷台からゴミを放り投げます。

この写真の何倍もの広さの

まるでダムのような場所でした。


巨大なゴミ処理場は万が一下に落ちると

命の危険が有りました。


私はゴミを捨てる際、命綱を

装着するように運転手から

言われました。


万が一落下すると

死の危険が有ったからです。


ゴミってこんな所に、こんな風に

捨てるのか・・・。


たかが、ゴミと思っていましたが

それを廃棄処分するのに

危険な作業が待ち構えていたのです。


トラックの荷台から下を見下ろすと

遠くの方に底が見えました。


ダムのような場所には

大量のゴミが持ち込まれおり

物凄い迫力でした。


私は、巨大なダムのような底に

積み込んだダンボールを

次から次へと放り投げていきます。


全てが終わった後は、もう汗だくで

大変でした。


もちろん、この作業に備えて

スーツからスエットに着替え

万全の体制で向かっていました。


ただ、その後には総務部長の

粋な計らいが待っていたのです。


本社の近くのホテルの一室を

借りてもらっていて


そこで、シャワーを浴びて

一呼吸入れ

ホテルのレストランで

高級ランチを御馳走になり


一眠りして、本社には

4時までに戻ればいいからと


ほとんど休みのような

扱いにしてくれていたのです。


この時は自分では決して手の出ない

3000円近い、うな重を

ご馳走になりました。


とても美味しかった

思い出が有ります。


総務の先輩社員からは

この取り計らいは全て内緒だからと

そう念を押されていました。


総務部長がホテルから食事までを

全て自腹で接待してくれて

いたようです。


そんな所に会社の温かみを感じたり

したのものです。



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それでも俺はタイへ行く