読者投稿ソムタムさん第７２話

サラリーマン独立物語

※スマホでタイトル別から読まれる場合

トップ画面の右端上をクリックして下さい。

Seesaa BLOG
[カテゴリ] 旅行/アウトドア :５位 / 62635ブログ中


パタヤ夜遊び情報

本編）




●第72話 明日はお前に会える



パタヤへ行く前日。


私は早めに仕事を切り上げて、

旅行の荷造りをしていました。


帰りにユニクロで買った

ポロシャツやパンツを並べて、

嬢に写真を送ります。


いつも嬢は、買ったものをシーツに

並べて写真を送ってくるので、

私も真似してみました。


「お前と会うために新しい服を買ったよ」

「good」


こんなとき、英語は便利ですね。

日本語にするとどうなるのでしょう。


「いいね」ではもうひとつ

しっくりこないし「素敵」と言うほど

大したものは買っていない。


大阪弁の「ええやん」くらいの

ニュアンスが近いかなと思います。


「新しい服はいいけど、

新しいレディはダメよ」


さすがにこのタイミングで

新しいレディを探す気はありません。


「お前はいつも、明日来てって

言い続けてたよね」


「そう。でもあなたは

長いこと来てくれなかった」


「もう一回言ってみて」


「明日来て！」


「OK、明日行くよ。お前のところへ！」


「ダメ」


「え？」


「今夜来て」


いやー、まさかこの歳になって

こんな会話をするとは、

夢にも思いませんでした。


「何時にバーへ来る？

他のゴーゴーバーも見てくるでしょ。」


「１時過ぎに来てくれたら、お店に

払うPB代は1,000Bで済むよ」


家を出てからパタヤまで

12時間ほどかかるので、


初日にあちこち回る

元気はありません。


それに早く再会したいし。


旅行で疲れてるから出来るだけ

早く行く、PB1,500でも構わない。


と言おうとしましたが、

とっさに送った言葉は


「１秒でも早くお前に会いたいから、

出来るだけ早く行くよ」でした。


オヤジの恥ずかしい

セリフが止まりません。


「バーに来たら、友達二人に

ドリンクあげて」


その子たちは綺麗かと聞くと、

綺麗よと答えます。


「美女３人に囲まれて幸せだ」

と言うと、


「いや綺麗なのは私だけ」


「新しいレディ作ったら

二度と口聞かないからね」

とご立腹。警戒を怠りません。


「パタヤは暑いだろうなあ。

昼間外歩いたら俺は

死んでしまうかも」


「外に出なければいいのよ。

ホテルの部屋でずっといればいい」


この日はこんな会話を

延々としていたのですが、

これくらいにしておきます。


さて、明日はいよいよタイへ行く日。

半年ぶりに嬢との再会です。


去年の夏、たった２時間の出会いから、

毎日ずっと続けてきたライン。


この半年の間に、嬢には様々な

ことがありました。


そしてそのたびに、私は

彼女に関わってきました。


関わると言っても、実際は

ラインと送金の繰り返し。


遠く離れた日本にいて、

とりあえず出来ることは

その２つに集約されます。


でも私としては、繫ぎ止める為の

送金ありきではありませんでした。


え？同じことだろうって？


いえいえ、あくまで

コミュニケーションの結果の送金で、


しかも嬢の生活に密着しているので、

私の中では違うのです。


違わないって？


555、自分が納得していたら

マイペンライです。


嬢と毎日のラインのおかげで、

話題にはこと欠きません。


いくらでも話すことはあります。


ビデオコールも、１時間している

ことも珍しくありません。


でも不安なこともあります。


２時間しか会っていない

彼女の顔を、本当にちゃんと

覚えているだろうか。


もちろんラインのビデオトークで

何度も顔は見ています。


写真だってたくさん

送られてきます。


でも、写真もビデオトークも

正面顔ばかり。


よく考えたら、横顔や後ろ姿は

ほとんど見ていません。


実際に目の前で動いている

リアルな彼女は、２時間分しか

知らないのです。


あれから７か月。


ステージの上で踊るたくさんの

嬢の中から、一目で彼女を

見つけることが出来るのでしょうか。


そしてパタヤ滞在中、私達は

どんなふうにして過ごすのでしょうか。


たくさんの期待と少しの不安が、

オヤジの胸を膨らませます。


次回からは、いよいよパタヤ

再会編に突入します。


この連載の第１話冒頭のシーンまで、

やっと追いつくことになります。


今まで読んでいただいた方、

お待たせしました。


７か月続いた私と嬢との

コミュニケーションが、


パタヤで再開してどう実を結ぶのか、

あるいは散ってしまうのか、


それはこれからじっくり

書いていこうと思います。


どうぞお楽しみに。


※ソイからのお知らせ＝バンコク夜遊びの

投稿がTrip-Partnerに採用されました！

是非ご覧下さい！




style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-6453912097974390"
data-ad-slot="1173070312"
data-ad-format="auto"
data-full-width-responsive="true">


応援のポチお願いします。

以前のブログはこちらから

それでも俺はタイへ行く

もっと普通の旅ブログを見たいんだ！
という方はこちらから　↓↓↓