本日はフリーでお楽しみ下さい。「リーマン独立物語」

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(夜逃げ)

「リーマン独立物語」Go Go BARに魅せられて


本編)



出来もしない約束をする。


これは、どんな債権者にも決してやっては

いけない事です。


自分が債権者に追われる立場になって

それが身に染みて分かりました。


その場の苦しい状況から逃れたいが為に

来週ならなんとか・・・や


〇〇日にはなんとか・・・などの約束をすると

それが実行出来ない時は、更なる容赦の無い

攻撃がきます。


特に相手方が上司などに報告している場合などは

約束を履行されないと、今度は

自分が上司から責められるので

怒り心頭になるからです。


憂輪田さんは出来もしない約束を

してしまいました。


なので、その責めも容赦のないものに

なっていったのです。


そして更なる事件が起きました。


彼の住むマンションの大家から

松来の会社に電話があったのです。


「家賃を3か月も滞納しているので

出ていって欲しいと伝えてくれと。」


先輩はなんと、家賃を滞納していたのです。


大家からの催促の電話に出ずに

ずっと居留守を使っていたようでした。


松来からの電話で、いよいよこれは

まずいと思いました。


彼の今後をどうするのか、彼の家族と

話し合う為

彼の実家に電話をしました。


先輩は私の会社に就職する際に、一人

暮らしを始めていました。


彼の実家からは通えない距離であったからです。


私は彼の奥さんに松来の事務所で

話し合いと言ったのですが

驚いた事に拒否されてしまいました。


その理由の背景には、彼が家に生活費等を

全く入れていない事があるようでした。


その事で彼の奥さんとは絶縁状態に

なっていたようです。


私や、松来への返済の天引きで手取りが

減ったのもあるのでしょうが

残りのほとんどを闇金の返済にあてて

いたようです。


彼の妻は怒り心頭でした。


自分は娘の面倒を見て、更に実家には

自分で返済していると。


彼は何もしてくれない。


なので、もう連絡しないでくれと。


哀れな憂輪田先輩でした。


借金地獄に落ち、ついに家族にまで

見放されたのです。


家族を守ろうと頑張ってきた筈なのに。


確かに彼が悪いのですが、私はボロボロに

なってしまった彼が

不憫で仕方有りませんでした。


私が入社した当時、高級ブランドのスーツを

身にまとい光り輝いていた先輩。


仕事が終わってからは、「矢名樹行くぞ!」

そう言って常に飲みに誘ってくれていました。


当時流行していた、パーティを彼が主催で

開く事もありましたが、どこから呼んでくるのか

50名程集まる人望を彼は持っていたのです。


そんな彼に私は憧れ、着る物や持ち物

さらには遊び方も真似するようになりました。


初めてディスコに連れて行ってくれたのも

先輩でした。


しかし、今私の目の前にいる先輩は

ボロ雑巾のようでした。


生活に追われ、そして生活に疲れ

その表情に全くの生気が感じられ

ません。


私は彼を何とかしてあげたい、そんな

衝動に駆られたのです。


そして閃いたのが「生活保護」

この言葉でした。


当時、まだ生活保護は今ほど浸透

していません。


ただ、私はこの制度を何かの拍子で目にして

覚えていました。


松来と相談して、彼に生活保護を

受けさせようという事にしたのです。


松来の会社では、彼はもう体がボロボロで

仕事が出来る状態では有りませんでした。


会社を辞めさせ、更には彼のマンションに行き

荷物をまとめさせました。


所謂夜逃げです。


家賃を滞納していたので、立ち退きを

迫られていました。


行き場所の無い彼は

私の事務所に寝泊まりさせる事にしました。


妻からも見捨てられていたからです。


幸い、私の事務所はその当時、私しか

使っておらず、誰も出入りしていなかった

からです。


全ての段取りを終え、直ぐに私は彼を

連れ、松来と生活保護の申請に出向きました。


※続きはこちらから・・・




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それでも俺はタイへ行く