ソムタムさん「明日はパタヤへ行くよ」


こんにちはソイでーす。

ソムタムさんがめちゃ

頑張って頂いています。


ソムタムさんの嬢への献身的な愛は

まるで「愛と誠」を思い出すようです。



●第130話 明日はパタヤに行くよ



「明日来て!」


いつも嬢が言うセリフですが、

半年先ね、とか返すと

寂しそうな顔をします。


しかし今はカウントダウン中で、

この言葉もだんだん

真実味を帯びてきました。


「あと3日。すぐだよ」


「そんなに長いこと待てないわ!」


嬢は言います。


たとえ金主だからとしても、

私を待ってくれている人が

いるのはうれしいものです。


「仕事に行かないで

3日ずっと寝てて起きたら、

あなたが来る」


ああ、それいいなあ。

乙女チックな妄想、夢。


「いや、お前は10日間眠り続けて、

その間に俺は日本に帰ってしまうかも」


「あなたが来たら絶対起きるから」


翌日。


「肩がちょっと痛い」


「行ったら俺がマッサージしてあげる」


「でも私お金無いよ」


「10バーツでいい。

いや、それでは安すぎるな」


「いくら?」


「キス100回」


ハートのスタンプ。


「ソイさんは前にバーで札束の舞やってたよ」


S__46866475.jpg

※札束の舞=バーが20バーツ札×100枚、

2,000バーツの札束を用意しており、


客が両替して、それをレディや

スタッフにばら撒くお大尽遊びのこと。

まさしくこのラインスタンプ通りの光景です。


ソイさんはバーツの舞と呼んでいますが、

一般名称は何と言うのでしょう。


似た遊びにピンポン玉撒きもありますが、

こちらはリアルな

札が舞うので迫力があります。


「そんなことしてるから、今お金がないのよ」


「俺は札束の舞も

リンガベルもやったことがない」


「あんなのは無駄。しなくていい」


「レディやスタッフ全員に出すの?」


「そう。1回10,000から

20,000バーツかかる」


「あーそれじゃ無理だ」


「やらなくていいからワタシにちょうだい」


そしてタイへ行く前日。


「あなたにもらった1万円札、

貯金しておこうと思ったんだけど」



嬢はバーツとは別に、

わざわざ1万円札を欲しがります。


外国の札で珍しいのと、

両替の手間がかかるので貯金

代わりに置いておけるからでしょう。


幸い、パタヤの街には両替所など

いくらでもあります。


「父さんの後妻さんの病院代で

使うわね。今、脳卒中で入院しているの」


家族のための送金は、貧しい

夜嬢たちの宿命です。


客の相手をして、無茶な飲み方をして、

心を削って体を売って、


稼いだお金の大半を

親兄弟に送っているのです。


最初は、親のために

お金あげてるんじゃない、

お前にあげてるんだ、

と抵抗がありましたが、


結論から言うと、夜嬢に送金する

というのはそういうことです。

あきらめてください(笑)


でも、腰を痛めて思うように

仕事が出来ない父親に

送金したりするのは、

まあ仕方ないとしても、後妻さんと

いうのはちょっと抵抗あるなあ。


ちなみに嬢を育ててくれた

人でもありません。


父親にとって三人目の奥さんです。


嬢と姉さん達を産んだ

最初の奥さんは亡くなっています。


弟を産んだ二人目の母親は

お父さんの浮気相手。


彼女も亡くなっています。

今の三人目の奥さんとの間には

子供はいません。


それでも嬢にとっては

養うべき家族です。


「俺は知らん。お前の金だ。

好きに使えばいい」


私がそんな言い方をするだろうことも、

嬢は分かっていました。


「ごめんなさい、仕方ないの」


申し訳なさそうに嬢が言います。

そんなこと、私は分かっています。


彼女だって、本当は

自分のために使いたいはずです。


「ワタシたくさん働くから。

お願い、これでワタシのこと

終わりにしないでね」


「心配するな」


誰が終わりになんかするもんか。


「明日はお前に会えるね。

朝6:30に家出るから」


「気をつけてね。待ってる」


次回、いよいよパタヤへ!


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それでも俺はタイへ行く