人生の反省回想録2


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パタヤビーチロード側から
スクンビット通りに入り
ドルフィン達を通り超え
先の歩道橋で反対側に渡ります。

するとそのソイからはいきなり
ビーチロードとは全く違う
風景が目の前に現れます。

それを更に真っ直ぐ行くと
踏み切りが有り、その先を
更に20分ほどバイクで
走ります。

私が暮らしていた
サウスパタヤからは約30分。


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そして細い路地に入って
左折し、しばらくすると
元世界チャンピオンの
ランバージムにたどり着けます。


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私が毎週練習に通っていたジムです。
元シュートボクシング
世界チャンピオン
ランバー先生との
マンツーマントレーニング。

夢のような時間を過ごす事が
出来ていました。


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格闘技人生、最後の最後に
こんなに凄い先生に、それも
パタヤで、練習をつけてもらえる
など、私にはパタヤでも
神風が吹いたのです。


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初めてのスパーリングで
手首を折られそうになり
先生の恐ろしさを
感じたものです。

当然手加減して
くれていましたが
後少し力を入れられたら
私の手首は完全に折れていました。

モンジバカ(手首固め)という
技です。先生の得意技です。
それからはもう、怖くて
どこに手を置いたら
いいのか分かりませんでした。

油断すると、直ぐに先生は
手首固めを狙ってきました。
最初に極められた手首の痛みが
回復するのに、約3か月も
かかったほどです。

しかしこの事により、私は
常に自分の手首の警戒心を
怠らないようになり

チャンスがあれば自分も
手首固めを
狙えるようになりました。

頭より体で覚える。
まさにこの言葉通りです。


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先生の膝蹴りが目に入り
目の上が紫色に変色した事も。
そんな顔で夜ゴーゴーに行くと
レディ達に皆驚かれました。

「ソイ何したの!」と。(笑)

でも最高の思い出です。

このジムの辺りになると
もうパタヤの
リゾートムードなど全く
消えて無くなります。


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パタヤ本来の地元の人達が
暮らしている場所なのです。

ジムの回りにはもう日本では
見られなくなった長屋や
バラックなような家も
存在します。


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私が生まれた頃の風景に
何となくダブるような
セピア色の懐かしい風景です。

ランバージムのラッシュガードを
着てジムの前にいると  
時折通る子供達が皆私にワイを
して挨拶してくれました。

最初驚いたのですが、それほど
この近所ではランバー先生が
尊敬されているんだなと。

さすが元世界チャンピオンです。
先生はジムやアパートを所有
していて、自宅は豪邸です。

いわゆる体一つで
立身出世された人物です。


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ただ、この辺りの子供達に
驚かされた事が有ります。
それは、よれよれの服を着て
いや、歩いている子供達みんなが
そんな恰好でいた事です。

更に裸足の子供まで・・・。

でも皆んな普通に
道を歩いています。
自分の格好など気にも
しないで。

日本でよれよれの服を着た
子供なんて見かけないですよね。
ましてや、裸足の子供って
歩いていますか?

近所のバラック小屋などは
それこそ台風でも来れば、一発で
吹き飛ぶような家も有ります。

しかしながら、その空間には
ゆっくりとした時間が
流れているのです。

庭には何羽かのニワトリが
散歩していたりして・・・。

「あーなんてのどかなんだ。」

「なんて落ち着けるんだ。」

私はこの風景が大好きでした。
心が落ち着き
本当に癒されました。

ジムで練習が終わると
しばらくドリンクを飲みながら
ジムの前でこんなタイの風景を
楽しんでいたのです。


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そしてふと思ったのです。
ここに住んでいる人達って
負債など何も無いのでは?と

何かを抱え込む
生き方では無くて
やってくる毎日を淡々と
過ごしていく。

多分土地に家を建てるのも
自分で建てたような、それも
素人が適当に、そんな家も
何軒も有ります。

多分地震の無いタイでは
小難しい建築法云々とかは
こんな地元では暗黙、黙認
なのかも知れません。

勿論、立派な住宅も
当然ながら存在しています。
しかし日本のように全体的な
均一感が無いのです。

まさにランダムな住居エリア。
しかしながら、その風景が
何とも心地よい。
とても不思議な世界観なのです。

子供達が笑顔で話しながら
私の前を歩いて行きます。
日本でこんな子供達が歩いて
いたら、必ずホームレースと
思われるかも知れません。

新しさやファッション性の
欠片も無い服装。
よれてくたびれ、単に着る
という機能だけが残された服。

日本では、そんな子供達を
見る日本人達は、きっと
眉をしかめる事でしょう。

しかし、それこそが物欲満載の
日本的思考なのではないかと。
「何?あんな格好でと・・・。」

着古しのよれよれでも
服は服ですよね。
着るという行為さえ出来れば
服はその機能を
立派に果たしています。

しかし、日本ではそれを良しと
しないで、常に見栄えを気にして
買い替えていく。

もうデザインが古いとか
少し汚れてるとか言って
まだまだ十分着れるのに・・・。

そうこの「見栄えを気にする。」
このキーワードこそが
バブル崩壊後に1番の大変革の
妨げになった言葉なのです。

人の目を気にする
人と同じようになりたい。
更には、人よりもグレードを
あげたい・・・。

そんな気持ちが私の
悪の根源でした。

あ、今日も、あくまでも私の
人生の反省回想録ですから
軽く読み流して下さい。

パタヤに住んで思ったのです。
彼らの笑顔は負債を抱えて 
いないからこそ
溢れ出てくるのではないかと。

屋根の下で寝る事が出来
ごはんを食べる事が出来れば
毎日が幸せ何だと。

あるWSのゴーゴーレディと
仲良くなり彼女は一時、私の
部屋に転がり込んでいました。

ある日彼女の部屋に遊びに行くと
部屋には、小さな古い
ドレッサーとベッドだけ。
後は、小さなバスルーム。

レディ達の一般的な住まいです。
彼女達の部屋には、ほぼ何も
有りません。それが普通です。
テーブルや椅子さえも。

床にあぐらをかいて座り
床に直接食べ物を置き食べます。
日本の同じ年代のレディには
絶対に無い、いや出来ないであろう
ライフスタイルです。


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そんなタイレディの一般的な
部屋に私は案内されました。
しかし、その8畳ほどの部屋に
何と!彼女は弟と暮らして
いたのです。

いくら兄弟とはいえ
年頃の若い娘と男の子が
同じ部屋で暮らし
同じベッドで寝るなんて
日本では考えられませんよね。

多分親なら、思春期の男女の
兄弟がいれば「そろそろ自分の
部屋が必要ね。」

そんな考えが浮かび
マイホームは子供部屋の数を
カウントに入れて購入します。
当然間取りは広くなり
お値段も跳ね上がります。

通常4人家族なら最低でも
4LDKぐらいは求める筈。

しかしその発想、思考こそが
日本の物欲の根源なのかも
知れません。

何何だから、何かを購入する。
現金で買えない物はローンを組む。
そして気づけば負債の山。

そうです、直ぐにこの購入思考に
結び付けてしまうのです。

ところが・・・

私がパタヤで接して来た
タイの人々は、全く真逆の
考えのように思えました。

それは、自分の身の丈の範囲で
生活するのが当然。
買えない物は買わない。
借りてまで買わない。

いや、この借りるという
発想自体が根本的に無い。
クレジットなど彼女達には
普及していませんから。

あくまでも、自分の範疇を
超え無いでやりくりする。
そんな風に私は感じました。

なので全く物欲が薄いのです。

私が彼女が弟と暮らしている事に
驚き、着替えとか平気なの?
そう聞くと「兄弟だよ。」
そう言って笑っていた顔が
何とも私には印象的でした。

日本で若い男女の兄弟が
同じベッドで寝るって、私には
まるで想像が付きにくい。

でも彼女は、経済的に
1人で部屋は借りる事が
出来無いから2人でシェアね。
そう言って笑っていました。

ではそんな彼女達兄弟は悲壮感
MAXで生きているのか?
いいえ、彼女は何時も何時も
笑顔で楽しそうでした。

私はそんな彼女の天真爛漫な
笑顔に惹かれて付き合って
いたのですから。

彼女の1番の楽しみは「食」
本当にシンプルです。
それも別に高級料理を欲して
いる訳では有りません。

イカやエビを腹一杯食べる
ムーガタにムシャぶりつく。
それで彼女は十分に幸せを
感じてくれていました。

物の無い部屋で子供の頃から
育つ、すると大人になっても
負債を抱え込まない。
何故なら、親から物欲なんてのを
受け継いでいないからです。

そして、回りの環境も皆同じ。
だから引け目など感じる必要も
有りません。

そんな素晴らしい経済ループが
生きていく知恵が
私がパタヤで出会った人々の
DNAに刻み込まれて
いるのかも知れません。

買えない物は買わない。
ローンなど有り得ない。
屋根の下で寝る事が出来 
食事が出来れば十分。

そんな精神が私には
大きく欠如していました。

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