ピーナ物語「国内送金の理由(わけ)」
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夜嬢達との送金絡みの
ブログ等を読ませて頂くと
そのほとんどが海外送金に
ついての話だと思います。
国内の例えば、タイパブや
フィリピンクラブの嬢達へ
国内送金している話は
私だけに関して言うと
まだ見た事が有りません。
なので、自分が日本にいる
ピーナに送金してやろう
そう思った時に浮かんだのが
「国内送金」というかた苦しい
呼び方でした。
夜嬢への送金=海外送金=
ウエスタンユニオンや
トランスファーワイズ
もう、そんな固定概念の
公式が出来上がっていたので
ピーナに送金してやろう
そう思った時に思わず
笑えてきたのです・・・。
何故笑えてきたか?それは
国内送金なんて言って
大層な名前で呼んでいますが
何の事は無い、単なる
銀行振り込みだったからです。
銀行振込なんて日常で
当たり前に存在していますよね。
ただ、2年半も日本を離れて
パタヤで暮らしていた私には
この単なる銀行振り込みが
不思議な事にピンと
こなかったのです。
なので、国内送金と・・・。
ピーナは成績が振るわず
日々苦しんでいました。
仕事を終え、明け方彼女から
ラインが来ます。
「ソイ、眠れないの・・・。」
「どうしたの?」
そう聞いてやると
「このままでは、家族に送金
出来ない。」
タイでもそうですが
彼女ピーナもまた、家族から
やいのやいのとお金の要求が
容赦無く、くるようです。
「でも、コロナだから・・・。」
そんな言い訳は家族には
全く通用しないようで
コロナだからこそ家族も
より苦しいので、更にお金が
必要になっており
娘だけが頼りの綱のようです。
彼女は国の家族5人を背負って
日本で働いています。
ただ、彼女の家族が
何もしていないのか?
そう聞いてみると
そうでは有りません。
しかしながら、家族の
誰かが、働いていると言っても
その賃金が余りにも低いので
貧困状態に陥っているようです。
悲しいかなピーナは
そんな家族の為に、家族の
生活を背負って日本にやって
きています。
ところが、不運にもコロナ禍に
襲われ、彼女が思っていた
サラリーを得る事が全くもって
出来ていません。
彼女は同じ店に従妹がいるので
その従妹からある程度
どのくらいの
サラリーを稼げるのか
聞いていた筈です。
日本でのサラリーは彼女達の
国での何倍もの大きなお金です。
ピーナ自身もそんなお金が
稼げるならと、覚悟を決めて
日本にやって来た筈でした。
日給の平均が1000~1500円の
フィリンピンで、日本は時給が
1000~1500円なんて聞けば
それは驚き、日本で働きたくも
なると思います。
しかしそんなピーナに
コロナ禍の日本経済は
冷たい仕打ちで
彼女を苦しめ始めました。
サラリーがゲット出来ないのに
家族からの要求は容赦無し。
ピーナは体に蕁麻疹が出来る程の
ストレスを抱え込むように
なったのです。
そんな写真を見せられ、私の胸は
痛みました。お金の無い苦しさは
誰よりも身に染みて私は知って
いるからです。
私は自販機の缶コーヒーが
買えない程のどん底の生活を
経験しているのですから。
ある日の明け方、彼女がラインで
「ソイ、また私は沢山の
ペナルティ、2万円・・・。」
「シャンプーや洗剤が無いのに
買えないの・・・。」
そして泣きのスタンプ。
私はそんな彼女がとても
不憫に思えて
こう言ってあげたのです。
「心配しなくていいよ。」
「そのペナルティは全て僕が
支払ってあげる。」
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