ピーナ物語「虻蜂取らず」


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【虻蜂取らず】あぶはちとらず

あれもこれもと狙って
結局どれも得られないこと。
欲張りすぎて失敗すること。

ピーナは動画に公開した
プレゼントの送り主を
「あの人は知らない人。」
「好きでも無い人。」
そのように言い訳をしました。

知らない人が彼女に対して
「ピーナにだけだよ
またプレゼントするからね。」
そんな事を言ってくるのでしょうか。

それにプレゼントの送り主は
しっかりと彼女の名前を
知っているのです。

仮に百歩譲って、例えば
知らない人だとしても
知らない人からプレゼントを
貰って嬉しそうにTIK TOK
なんかにUPしますか?

バカバカしい、ほんと笑える・・・。

この時もしも彼女が直ぐに
「ごめんなさい。他のカスタマーに
もらって嬉しかった。」

「あなたのプレゼントをUPして
いないのに、ごめんなさい。」

そうでも言ってくれれば
そこまで頭にこなかったかも
知れません。

それが変な言い訳をし始めたので
追及したくなったのです。
いや、更なる私の怒りに
火をつけました。

「友達のカスタマーからもらった。」

「私の知らない人。」

彼女がそう言ったので
「友達って誰?」
そう聞いたのです。

「店の友達。」

「だから誰?」

私は何度か彼女の店に行き始めて
いたので、ある程度店のレディの
顔は分かるようになっていました。

「あなたが知らない友達。」

「大体分かるよ、だから誰?」

「〇〇」

彼女がその友達とかの名前を
言いました。

「写真見せて。」

「私は持っていない。」

「何故?」

「その友達とは写真撮ってない。」

会話を続けていくうちに
どんどんと、言い訳が
苦しくなってきました。

友達の写真が1枚も無いなど
嘘にも程が有ります。

「だから、友達を教えてよ。」

「1枚ぐらい写真あるでしょう。」

すると彼女がいきなり

「もういいでしょう!」

でた・・・。

辻褄が合わない事を追求されると
最後に出るのがこの逆ギレ。

言い訳の言葉が見つからなくなると
何故かこの逆ギレが登場するのです。
これもまた、タイレディと
共通していますよね。

タイレディにも言葉の矛盾を
追及しているうちに
逆ギレされた事があります。
引き下がらないこちら側の事が
面倒になりキレるのです。

もう彼女が嘘を言っているのが
バレバレでした。

私は彼女が逆ギレしたので
「もういいよ。あなたに好きな
人が出来たなら僕は連絡しないから。」

そう言ってラインを終えようと
しました。

すると、「違う!好きじゃない人!」
まだそんな事を言います。
バカバカしい、もうさようならだ。
そう思ったのですが

しかし、その後の言葉で私は
少しぐらっときたのです。
それは

「ちょっと待って、直ぐに
デリート(削除)する・・・。」

そしてしばらくすると
「デリートした。」そして
「彼をブロックした。」
そう言ってきたのです。

確認の為彼女のTIK TOKを観ると
プレゼントの動画は削除され
送り主はフォロワーから消えて
いました。

これにはさすがに私も
抜いた刀を納めない訳には
いきませんでした。

そこまで対処してくれたなら
許してあげようかと・・・。
彼女なりの私への誠意ある姿勢に
溜飲(りゅういん)を下げたのです。

ただ、最後にこんな質問を
してみました。

「ピーナ、何故僕のプレゼントは
一度もUPしてくれなかったの?」と

すると彼女の答えは
「あなたには直接
ありがとうが言えるから。」

「あの人は知らない人だから
動画でお礼を言った。」

はぁ・・・?

呆れた・・・・。

何たる呆れた言い訳。

ただ、実は私は更なる事実を
知っていました。

それは彼女が知らない人
友達のカスタマーと言い張っている
その人が

彼女のTIK TOKで互いにフォロー
し合って繋がっていて
以前にもコメントで
会話している事を・・・。

そんなものは遡って彼女の動画を
観ていけば直ぐに分かる事ですし
コメントしたその人のアカウント
を見れば互いにフォロー
しているか否か一目瞭然です。

そんなところが脇が甘いのです。
嘘をつくなら徹底しないと。

何が知らない人なんだ?
以前からのフォロワーじゃないか。
相手のアカウントを見る限り
完全なる知り合いでした。

そしてこの瞬間、彼女は
ブロックしたそのカスタマーと
私の両方を失う事になるのです。

まさに「虻蜂取らず」とは
この事です・・・。

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