実際コロナになって思った事
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実際コロナになって思った事
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今回実際コロナになり思った事。
この病気は十分に人を殺傷する
能力が有るという事が実感出来た
事です。
今まで、コロナはニュースでの出来事で
どこか他人事のように思えていました。
しかし、このコロナは病気の破壊力
だけに限らず、この病気がもたらす
各方面への影響や混乱も含めて
殺傷能力を持つと思われました。
例えば今回私は病院から当初入院を
却下されました。理由は症状が
入院する程ではないと判断されて。
しかし、高熱が出て喉が腫れ、唾も
飲み込めない程の酷い状態で
薬だけの自宅療養?それって
どうなのかと・・・。
夜になると咳が出始めます。
実はオミクロンでは、この咳が
大きな恐怖なのです。
咳をする度に喉に張り裂けそうな
痛みが走ります。その為ほとんど
眠れない夜も有りました。
普通の風邪(扁桃腺炎)での痛み
とはレベルの違う、とんでもない
痛みです。
しかしファーストコンタクトでは
病院の先生は問診表だけで
実際は何も見てくれなかったのです。
自宅療養を告げられ、家に戻された
私は落胆せざるを得ませんでした。
確かに私には頼りになる会社の社長
やスタッフがいれくれて、食事の
買い出しなど助けてもらえますが
真の一人身なら本当にどうすれば
いいのか・・・。
この時、社長が食事等を届けて
くれていなければ、私には食べる
物が残されていなかったのです。
いや、たとえ食料が十分にあっても
全く食事が喉を通らないのです。
仮にそのまま、どんどんと症状が悪く
なれば、当然死に至る可能性は十分に
あるのです。
病院から戻った翌日。
保健所から電話が有りこんな提案
がありました。
「ホテル療養されますか?」
これはありがたいと思いました。
ホテルなら食事も出してもらえ
いざという時には周りに人がいる。
なので、それはありがたいですね。
そう言ったのです。
ところがそのホテルの場所が
車で約2時間程の距離。
タクシーで運んでくれると・・・。
結果断りました。
こんな体調でそんなに長い時間
タクシーに乗るなんて、全く気が
進まなかったからです。
すると今度は弁当の配達をして
くれると。
これもありがたいと思いました。
ただ、届くのが20日以降からだと。
私は今月の15日にコロナ陽性の旨
を保健所に既に伝えているにも関わらず
食事の配達がその20日から・・・。
何故、そんな段取りなのか解せません。
直ぐに段取りしてくれていれば
もう18日ぐらいから届いているの
ですから。
5日間、真の一人暮らしなら
本当に食べる物が
底をついてしまっているのでは?
そう思いました。
以前、デルタ感染拡大の時に
コロナの自宅療養のドキュメント
をやっていましたが、食べる物が
無くてカップラーメンを。
1番栄養を取って元気な体に
持っていかなければならない患者
なのに・・・。
しかし、買い出しに行けないその人の
家にある物がそれしかないのですから。
実際に自分がそんな目にあって
その時のシーンを思い出したものです。
そして保健所の申し送りミスによる
死亡のニュースなど・・・。
この病気は一気に拡大して、現場を
てんてこ舞いさせると思います。
現場の苦悩もあるでしょう。
私は今回思いました。この病気になり
病気が直接的要因でもそうですし
2次災害的な要因でも人が十分死んで
しまうのではないか。
そう思えたのです。
災害を仮定して家に非常用食料を
用意しておく。津波や地震が起きた時
人々はそんな万が一の事を想定します。
「コロナ」これはまさしく災害では
無いでしょうか?
家族全員がコロナに感染し、誰も
買い物に行けなくなる可能性は
大いにあるのです。
病床満床はもう他人事では無く
その時に生き延びる為の食料備蓄を
備えておくべきなのです。
病院や保健所は頑張っておられる
事でしょう。しかしキャパを越える
事は既に目に見えていますし
それを100%対応しろとは
難しいのでしょう。
しかし実際の所、政治家がこんな
実情を把握出来ておらず
机上の空論だけで
「全身全霊で取り組んでなにがしと」
声高らかに国会で力説しているのが
茶番に感じます。
まぁ、自分達は万一コロナになっても
VIP治療を受ける事が出来るのですから。
「温度差」
組織にありがちなこの言葉。
トップのおごりと現場の末端の苦悩。
何だかそんな縮図をこのコロナで
垣間見たような気がしました。
ジャッシーが心配して毎日電話
してきてくれます。
彼女が1番私の様子の酷いのを
知っています。ライブコールで
やつれた顔を見ているからです。
私が入院出来なかった事を伝えると
「エエー!ヒドイ!」と
「ナンデ!」
を何度も叫んでいました。
そして心配してくれ
「ソイ・エマージェンシーコール
119シテ!」
何度もそう言ってくれます。
喧嘩もするけどやっぱり私の事を
心配してくれるのが嬉しかったです。
かと言って彼女が私の部屋に来て
世話を出来るか?
その答えはNOです。
彼女にも仕事があり、私と濃厚接触者
になる訳にはいかないからです。
この病気は見舞いも出来ないのです。
コロナで人は死ぬ。大きな範囲の意味で。
今回この事を教えられました・・・。
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