「一石を投じた!ピンパブシステム」
私のお抱えソイ・ピナの中でも
中々めげずに頑張るミュー。



彼女は必死に食らいついてきます。
しかし私は指名被りのヘルプに
もううんざりしていて行く気は全く
有りません。
なので、店に来て欲しいならと条件
を出しました。
それが「予約制」
それをミューに確立論で説明して
あげたのです。
何時来るか分からないゲストを待って
いるよりも、指名被りを失くしてくれ
たら行ってあげると言っている僕と
どちらが売上に繋がると思うのか?
その言葉を流石に彼女は理解出来た
ようで店長に言ってみる。そう言って
その時は終わりました。
そして日曜日の明け方3時am。
ミューからラインが来ます。
私は枕元に常にスマホを置いている
ので着信の音で目が覚めました。
(。´・ω・)ん?誰だ?
見るとミューでした。
「ホントニ・ミセ・キテホシイ」
どうやら金曜・土曜とかき入れ時に
タマゴのようで、切羽詰まったDM
です。
本当に売上が取れないようです。
私はそれに対し、俺の条件がOKなら
行ってあげる。再びそう返信すると
「アナタ・ナゼ・マダオキテル?」
そんな肩透かしな返信に(笑)
「お前がラインしてきたからやろう!」
と(笑)
すると「ダイジョウブ。」と
え?
私は思わず「俺の条件OKなのか?」
そう聞くと「イエス。」と
私は目が覚め「マジで?!」と
再びミューは「イエス」と。
ついに悪しき習慣のピンパブシステム
に一石を投じた瞬間でした。



私がいる間は指名が来ても断ると。
そう答えてくれたのです。
やっと分かったようです。
事の本質を。
ここで言う事の本質とは企業にあり
がちな
「今までそうだったから。」
この一言で済ませてしまうケースです。
時代は変化しているのに、旧態依然
の仕組みを変化させようとしない
ケースが多々あります。
何故なら「安心」だからです。
変えない事は自分達の中で安心となる
からです。
ところがその安心とやらはマーケット
の中で時代から的外れになってしまって
いる事も多々あるのです。
世の中の変化の中で変えてはいけない
本質と、変えなければ取り残される
本質に附随した物を見極め無いと
嗜好が変化しているゲスト達を取り
逃がしてしまうのです。ピンパブが
実際そうでは無いでしょうか?
私のソイ・ピナ達は皆が皆、何時も
暇だと嘆いています。では何故暇
なのか?
可愛いレディさえ揃えていれば
ゲストが来る時代は終わったの
ではないのか?
私はミューに指名被りで席を移動する
ならもう行かない。そう伝えました。
彼女は考えたと思います。
私の要望を聞けば確実に私が来店して
くれ売上が見込める。
しかし、店側はそれを許可しない。
ただ、売上をあげろとハッパは掛ける。
客を呼べと・・・。
そこの矛盾にようやく気付いたので
しょう。
そして私はこの仕組みにはもう一つ
狙いが隠されていると思うのです。
それは「競争心」
男には生まれついてこの競争心が
備わっています。生まれてから
運動や勉強。そして社会に出ると
仕事や出世レースなど・・・。
仮に私がミューを独占している時
彼女を指名しようとしても出来ない。
「何故?」彼はそう聞く事でしょう。
仮にですが、時間2万以上確定して
もらえると予約制になると言うと
今まで時間5千円だったゲストも
ライバル意識が出るかも知れません。
それなら俺も次回は予約しようと。
客単価は俄然上がります。
実はそこに「ニーズ」があったの
かも知れないのです。
しかし、これは上手くいけばの話。
なのでリスクがある。
そしてリスクを取らず既存のシステム
でやっている方が安心出来る。
その安心とはじわじわ悪化していく
安心なのですが・・・。
新しい事に挑戦するには当然リスクが
あり裏目に出る事もあります。
しかし、売上が下がっていても
何もしないでいるのが1番リスクが
高いと私は思えるのです。
なのでミューに今のシステムなら
俺は行かないよ。と
仮に彼女が今後、私がいる間は指名を
断ってくれるなら売上協力してあげ
ますし月2回は行ってあげます。
彼女の気持ちに応える為に。
陳腐なDMでは気持ちは動きませんが
私の為にシステムに「例外」を加えて
くれるなら行こうと思えたのです。
いつ来てくれるか分からないゲスト
を待つよりも確実に来てくれる
ゲストを優遇する事。
それが彼女が取るべき集客の本質
では無いでしょうか?
彼女自身のマーケティング戦略
として・・・。
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