「まさか!レンタカーのバッテリーが上がった!」
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こんにちはソイです。
今回借りたレンタカーがこれ





Toyota VIOS
多分日本のカローラクラスかと。
このタイプの車が街中を多く
走っていました。
トヨタ車なので運転しやすかった
のですが、ワイパーとウインカーが
反対なので慣れるまで少し時間が。
当日やっとホテルに到着すると
なんと!駐車場が無いとの事。
嘘やろ?ホテルなのに。
まぁ、ホテル自体の客室が
6室のみの小ぶり。
それに車で空港から宿泊しに来る
客などまずいないそうです。
とりあえず従業員がバイクを停める
スペースを空けてくれました。
車を停めると人が1人やっと通れる
スペース。
取り敢えず無事駐車出来たのですが
ダバオ空港に戻る前日に事件が・・・。
カレンが
「ハニー・クルマ・ウガカシテ
イッテル。」
どうやら奥に停めていたバイクを
出したいので車を一旦外に出して
欲しいとの事でした。
「分かった。」
そう言って私は車に乗り込みエンジン
キーを回すと・・・。
回す・・・。
「あれ?」
エンジンがうんともすんとも
言いません。
「あれれ?」
少し焦って何度か回してみるも
全くエンジンが掛かりません。
何故だろう・・・。
焦って何故エンジンが掛からない
のか考えました。
と、その時
遠い記憶が蘇ったのです。
それは
「バッテリーがあがってるんだ!」
40年前カローラマークⅡという
車を購入し、ライトを消し忘れた
為、バッテリーが上がった事を
思い出したのです。
それ以降バッテリーが上がるなど
経験して無かったので、直ぐに
原因が分かりませんでした。
「困ったぞ・・・。」
ここは日本から4000キロ以上
も離れたダバオの片田舎。
当然JAFなど来てくれません。(笑)
「明日マニラに戻るのにどうしよう?」
翌日の早朝私達はマニラに帰る為
ダバオ空港に戻る必要が有ります。
「ヤバイ!どうしよう!」
こんな時海外にいる自分が無力で
ある事を思い知らされます。
でも私には既にカレンがいます。
彼女が
「ハニー・ドウシタ?」
そう聞くのでこれこれしかじかと。
「OKネ。」
そう言うと何処かに電話しています。
電話を終えると
「ハニー・シンパイナイ。」
「レスキュー・カムネ。」
さすがやはり地元民の彼女がいると
心強い。
彼女がJAFのダバオ版を呼んでくれた
ようです。
この時私はナーバスな気持ちで
待っていたのですが、逆に彼女は
そんな私を見てニコニコし
「ハニー・ダイジョウブ・
シンパイナイ。」
ナーバスな日本人の私に対して
この明るいキャラ・カレン。
これこそがピーナの魅力でも
あります。
「ダバオの田舎でもレスキューが
あるのか。良かった・良かった。」
そう思ってカレンと話してると
そこへ彼女の父親が何食わぬ顔で
バイクで参上。
私達の事が心配で見て来てくれた
のかと思いきや
彼女が
「ハニー・レスキュー・キタヨ。」
「へ?」
「レスキューって?」
「パパ・キテクレタ。」
「え?レスキューってカレンのパパ?」
「イエスネ。」
私はてっきりダバオのJAF版でも
来るのかと思っていました。
来たのはバイクに乗ったカレンパパ。
カレンが父親に何やら説明すると
車のボンネットを開けエンジンを
点検しながら何処かに電話。
すると直ぐさま、父親の知り合い
らしき人が来て
2人でバッテリーをちょちょいの
ちょいで外し持って帰ったのです。
カレンが
「ハニー・モウシンパイナイ。」
「ヘヤ・モドルネ。」
「アト・パパ・ヤッテクレル。」
その一連の流れをあっけに取られ
見ていた私。
いやもうね、心強いの何のって。
これですよ。これ。
だ・か・ら
海外に住むなら地元のバックが
如何に大切かなんです。
その後父親が車を動かしてくれ
奥のバイクも無事出たようでした。
JAFなど要らないダバオの
マラグサン。
私はその状況を見てカレンにこう
言ったのです。
「あなたのパパはスーパーマンだ。」
するとカレンが
「ダカラ・ダイジョウブ・イッタ。」
そう言って何でも無かった事の
ように微笑んでいました。
電話1本で何でも解決出来る
日本人の私は
こんな場所では手も足も出ない事を
思い知らされたのです。
自分達で何でもこなすマラグサンの
カレンパパやその仲間。
いや、参りました・・・。
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