「本当に恐怖だったタイからの脱出劇!」

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こんにちはソイです。

14日バレンタインの今日
日本に戻りました。

次回のマニラ予定は月末あたり
から3月25日あたり迄です。

*****

さて、昨日のソムタム投稿を読み
私はあの時の恐怖を思い出しました。

それは

タイからの脱出。

当時タイに戒厳令が発令されると聞き
更にはロックダウンも始まると

現地駐在員の知人からそんな情報
が入って来ていて戦々恐々として
いたのです。

駐在員は会社に在籍してるので
情報が早く手に入り、その都度
私に逐一教えてくれていました。

そして彼ら駐在員は日本の本社
から直ぐにタイから帰国するよう
指示が出ていると・・・。

そんな情報に私は例えようの無い
不安と恐怖にかられていました。

それもその筈。

私はこの時完全に破綻していた
のです。

食べる事にも困っている程で
100円もしないミネラルが買えず

決して飲んではいけない水道水を
沸かして飲んでいた程です。

ソムタムさんへ彼女の食料を備蓄
しておくようにとアドバイスさせて
頂きながら

この時の私と言えば毎日ポテトと
ラーメンだけを食べる生活。

私は備蓄どころかまるでその日
暮らしのホームレスのようでした。

夢見たパタヤの生活も困窮という
名にふさわしい生活に変わって
いたのです。


日本の友人が私の身を心配し
日本へ戻る手助けをしてくれると
連絡があったのがまさにそんな時
でした。

日本で仕事を紹介してくれ帰国
してからの住居まで手配してくれ
たのです。

帰国の為の切符の費用まで貸して
くれると言ってくれたのですが

この時出来るだけ費用を抑えようと
香港航空で香港経由の切符を取って
しまったのが大きな誤算でした。

ANAやJALが片道で10万を超え
始めていた中で香港航空は4万程
だったからです。

ただ、この時はこれでタイから脱出
出来ると思い当日空港に行くと

まさにその日の日付変更の時間に
香港がロックダウン。

日付をまたいで香港経由の私は
キャンセル便扱いになってしまった
のです。

目の前に迫るロックダウンの為
空港は既に静まり返っていました。

この時は確かANAとJALしかもう
カウンターが開いていなかった
気がします。

多分日本政府が出来る限り日本人
を帰国させてあげようと

航空会社に打診してくれたの
でしょう。


香港航空にどうすればいいか
訊ねてもキャンセル料の請求を
HPからしてくれとしか言って
くれません。

私はタイのスワンナプーム空港
で呆然と立ち尽くしてしまい
ました。

「どうしよう。どうしよう。」

突然私に恐怖が襲ってきました。

部屋は既に解約し、手持ちの金も
ほとんど無かったからです。

万が一空港がロックダウンしたら
私は行き場を失ってしまうのです。

カウンターには一刻も早く
帰国しようと大勢の日本人が
JALやANAのカウンターに
詰め寄っていました。

まるでSFパニック映画のような
脱出劇のワンシーンのように。

改めてJALかANAの航空券を
取り直そうとネットを見ると

更に値段が上がり13万~15万
という値段になっていました。

この時はもう分刻みで航空券が
値上がりし、更にどんどんと
脱出組により航空券がSOLD OUT
していったのです。

藁をもすがる思いで私は友人の
You tuberケンタさんを頼り
ました。

その彼が私を救ってくれたのです。

彼が直ぐに一番早く帰国出来る便を
予約してくれ、その費用を立て替え
てくれました。

しかしその便は2日後。

それでも予約出来た事はとても
幸運でした。

仕方無く私は一旦空港近くの
ホテルに宿泊し

その間にロックダウンしない
よう祈りました。

この時もし空港がロックダウン
されていたら間違いなく
私の人生は終わっていたでしょう。

住む場所もお金も無かったからです。

それも異国のタイの中で・・・。

翌日空港に行き飛行機が離陸する
まで気が気で有りませんでした。

タイ政府がロックダウン宣言
したらそこで一巻の終わりです。

当日チェックインカウンターが
開いていたのでまず一安心でした。

ただ、まだ分かりません。

突然ロックダウンされるかも
知れなかったからです。

飛行機に乗り込み祈るような
気持ちでテイクオフを待って
いると、機体は空へ・・・。


この時例えようの無い安堵感が
体中に広がった事を覚えてます。

助かった!
日本に帰れると・・・。

そしてその日の日付変更線を
跨いだ瞬間

タイ政府はロックダウンを宣言。

まさに私は紙一重でタイから脱出
出来たのでした。

その時の緊迫した動画がこちらです。



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